同人徒然

同人でのモヤモヤが募った時に「王様の耳はロバの耳」的な徒然を吐き出しています


スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


同人=現実逃避?
私が初めてはまったジャンルでは、「同人=現実逃避」という言われ方をしていた。
「リアルは面白くないことばかりだから萌えでウサ晴らし」とか、「逃避できる場所(=自サイト)があってよかった」といったような文面を、管理人さんの日記などでよく見かけた。
少年マンガの男子キャラ同士を掛け算にしてラブストーリーを捏造するのだから、確かに現実(原作)からの逃避(逸脱)ではあるのだが。
ともあれ、リアルでのモヤモヤを二次創作で昇華することがすなわち現実逃避だと、そのジャンルでは言われていたのだった。

サイト管理人には社会人や育児中の主婦が多かったせいか、「いい歳して少年マンガでホモ捏造をしている自分」への、自嘲じみた感慨が少なからず含まれていたように思う。
端的に言えば「ホモでハァハァしてる場合かよアタシ」というセルフツッコミだ。
現実にやらなきゃならないことが山積みだってのに「なにやってんだかなあ」と私もよく思っていた。否、今でも思うことがある。
残業を早めに切り上げてまで、我が子を公園に連れて行くのをやめてまで、睡眠時間を削ってまで、捻出した時間を二次創作にあてる。それがすなわち現実逃避。
仮に「映画鑑賞」とか「お菓子作り」とか「フィットネス」などの、いわゆる「趣味」の欄に書いても恥ずかしくないもの(笑)だったら、たとえそれに没頭しようとも「逃避」だとは言われないだろうに。(やはり「ホモを捏造」という時点でアウトなのか)

そうしてかれこれ5年近くやおいサイトで現実逃避をしてきた私だが、先日ちょっと考えてしまうことがあった。
最近はまった某ジャンルで、ムハムハと萌えサイトを発掘していた時のことである。
管理人の人となりや萌え傾向などがわかるので、私は気に入ったサイトの日記は必ず読むのだが、とあるイラストサイトの絵日記で興味深い記事を見つけた。
詳しくは書かれていなかったのでわからないが、どうやら学生ではなさそうな管理人さん。彼女は、なにやらリアルが超多忙らしい。実際、毎日綴られている絵日記には「忙しい」「時間がない」という言葉が出てこない日はないぐらいだ。
それでもコンスタントに新作は公開されているし、オフ活動だってそこそこやっている。
そうしたらある日、オン友に指摘されてしまったそうである。
「そんなに忙しいなら、なぜオフ活動をやめないのか」と。
「時間がないと言いながら、毎日日記を書く時間はあるではないか」と。
……ごもっとも。(笑) それに対する彼女のコメントが興味深かった。

毎日忙しいのも時間がないのも厳然たる事実で、落書きすらしているヒマもないはずなのに、絵日記を描かずにはいられない。同人誌を出さずにはいられない。それはすべて現実逃避ゆえだと言うのである。
現実から逃れたいがために萌えに活路を見出しているから、何を置いても同人なのだ、と彼女は結んであった。
なるほどなるほど。辛い現実から目を背ける手段が同人活動。彼女はそれを実際に示してくれたことになる。
でも……待てよ。そこで私はふと首をかしげてしまった。
私自身の同人活動も現実逃避だとばかり思っていたが、もしかしたら違うのかも……?

だって私は、リアルが忙しすぎたら文字だけの日記さえ書く気力が沸いてこない。
パソコンでの作業がない日だったら起動すらしない。
自ジャンルの掲載誌を買わなくなり、コミックスの発売日を忘れ、アニメも見なくなる。
萌えそのものが萎縮しているような気もしている。

実は現在がまさにその状況だったりするのだが、日常をこなすのに精一杯なのだ。日記すら書けないのに、サイトで公開できるような新作を書けるはずがない。万難を排してでも同人せずにはいられない、先述の彼女と私とではまるで逆である。
同人が現実逃避だと言うならば、私は今こそ現実から逃避して萌えに浸るべきではないか。
なのにそれができない。ゆえに私の同人活動は現実逃避ではない。(三段論法)

などと、リアルで少し余裕ができた今夜、わずかな筆力をここで語るのに費やしてしまった……。
したがって自サイトでの更新はまだまだ先である。(二段論法)



以下はメルフォレスです。
コメントなしのパチパチも、たくさん(当ブログ比)ありがとうございました!


・柳冷様
近況をお知らせ下さって嬉しかったです。
迷惑だなんて思いません。そう思ったらそもそもレスしません(笑)
更新が止まっていたのは、上で書いたようにリアルで余裕がなかっただけです。自サイトでの更新が忙しくてこっちで愚痴を吐き出しているヒマがない、という場合も(そのうちあるといい)

迷い悩んでいる時は、誰しも自分の望む方向に導かれたがっているものだと私は思っています。手厳しいアドバイスなんてなるべくなら聞きたくない。(笑)
あの時の柳様は「それで大丈夫、間違ってないよ」と背中を押されたがっているように感じました。背中を押す私のタイミングが遅すぎて(汗)かえってご心配をおかけしてしまいました。
自分の書いたものに何かを感じていただけるのは、本当に嬉しいことです。それにコメントをいただけたら、もっと嬉しいのです。 どうかお気になさらず、またお声をかけてやって下さいませ。

スポンサーサイト