同人徒然

同人でのモヤモヤが募った時に「王様の耳はロバの耳」的な徒然を吐き出しています


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許せる誤字、許せない誤字
あくまでも「趣味」でやっていることだから、二次創作では誤字なんてあってあたりまえだと思っている人がいる。
むろん、誰にだって間違いはある。(私なんて間違いだらけの人生だ)
だけど、小説サイトを運営している者がそれを公言したらイカンのじゃないか。

同人誌で発表した作品だった場合、発行後に誤字が見つかる時もある。
「ひえええええ」と己を恥じるも、すでに買われていった本を取り戻して修正することなどできないから、「ひえええええ」と引き続き己を恥じるしかない。(そしてそのうち「もうしゃあない」という心境になる)

これがWEBだった場合は、やっぱりサーバに上げた後誤字に気づくこともあるのだが、そんな時は「あ、間違ってた」とつぶやきつつ、こっそり修正しておけばいいのだ。そう手間でもない。
ないはずなのに、小説サイトのTOPに
「誤字・脱字むっちゃ多いです! でも個人の趣味サイトなので見逃してください☆」
などと、大々的に掲げているのはいかがなものか。

こういう人はたいがい、ブログでも誤字が多い。メールでもそう。
なりゆきとは言え、自分が主催する合同誌なんぞに招いたりしたら、この人の誤字・脱字を修正するだけでかなりの時間をとられることになる。(経験済み)
「確率」と書くべきところを「確立」だったり、「まるで夢みたい」というセリフを「まるで夢見たい」と間違えたり、そういう些細な誤字なら読み流してしまえる程度のものだ。
だが、キャラ名の表記を間違えるのだけは許せない。

二次創作なのに、キャラ名を書き間違える。
そんなことがあるかいな、と思われるかもしれないが、あるのだ実際。
カタカナ名の方が間違いは少ないが、それでもカタカナのはずが漢字変換されていたりすることもある。「キャンディ」のはずが「キャンディー」だったり。
だがやはり、間違いが多く目立つのは漢字のほうだ。

たとえば仮に、某海産物一家アニメの二次創作だとしよう。
ここの世帯主は「磯野波平」であるはずだが、それが「磯野波兵」と書かれていたらどうだろう。
一作品中、一箇所の間違いではなく、結局最初から最後まで「波兵は〜〜」と書かれていたら、そして自分が波平ファンだったら(笑)、こいつは本当に原作を知っているのかと憤りさえ覚えてはこないだろうか。
イラストやコミックならば、視覚から得る情報である程度フォローもきくかもしれない。見ただけでそれが誰であるか分かるし、何より作品のメインは絵そのものだからだ。
しかし小説の場合は文字だけですべてを表現しなくてはならず、己の作品はその文章なのだから、なおさら誤字・脱字はないほうがいいはずだ。趣味だろうが商業だろうが関係ない。文章を扱う者ならば、文字はもっと大事にしてほしいと思う。
……私のお気に入りキャラの名前が(紛らわしい漢字なのは確かだが)間違って書かれている場合が多いのでムキになってみた今日のエントリー。